さて、本日のAさん(2段)との対局、覚えているうちに書いておきたいと思います。
振り駒の結果、私が先手に。 以下が対局の棋譜。
ということで、私が勝ちました。
戦法は、ここ数か月くらい前にプロで出てきた新戦法「菅井流・88銀型三間飛車」を採用。
角道オープンのまま、三間飛車に組める(代わりに左銀がやや使いづらくなるかも)
先手番の戦法で、
珍しいので、今勉強してたまに使っています。
後手は、不用意な △12香(しかも穴熊にできず)や、端歩での遅れがあり、
序盤・駒組で先手・私が作戦勝ちができて、そのまま一方的に押し切れた、と思ったのですが。
Aさんのスマホで解析したところ、
51手 ▲73同銀不成 が 悪手で、評価値を千点落として逆転していました。
正着は ▲83銀成 で、
△75歩、▲65飛 と、飛車を逃げるのがいいそうです。
桂得してても、飛車交換になってしまうと、逆転してしまうのですね。
とはいえ、評価値などわからない自分は、「攻めてるのだから、有利だろ」と
攻めてましたが、
実際は、正しく受けられれば、攻めが切れてしまうそうです。
ということで、正しい受けを解説。
65手 ▲52銀成 の局面
一度、△24桂 と、美濃崩しの急所の、「詰めろっぽい」手を入れます。
これは感想戦でも私が指摘した、ひと目やりたい手です。
これはさすがに、受ける ▲37銀 ですが、
ここで、△52金! と 攻めの成銀を取るのが強気。
代えて、△32金 とかわすのが、私の第一感だったのですが、
それは ▲53成銀 がうるさいようです。
ということで、△52金、▲同龍 に、△32銀 で鉄壁。
先手は持ち駒が、金しかないので、完全に攻めが切れました。
先手は美濃囲いが崩れていて、
後手の △25桂 や、△79飛の 攻めがあり、
ここまで来ると、後手が勝つ将棋でしょう。
私の形成判断能力はまだまだだなぁ、と思ったと同時に、
「相手の攻めを切らす」ことの重要性を痛感した一局でした。