12/31(水・大晦日)の営業日記 その3 ダイレクト向かい飛車の、意外と知らない?定跡
昨日の夜、将棋ウォーズでダイレクト向かい飛車をしたら、
「あ、これ将棋世界の付録で読んだ局面だ!」と
「進研ゼミで見たやつだ!」ばりの研究局面になり、研究手で見事快勝しました。
局面はこれ。

ダイレクト向かい飛車に対して、△45角の 筋違い角で両成りを狙う手。
お相手は右四間飛車党だとのことで、△63歩型ですが、
普通は△84歩 と飛車先を突いた形がほとんどです。
ただし、正解手に影響はありません。
振り飛車の玉が居玉の場合は、▲36角 の角合わせ で切り返すのが定跡なのですが、
▲48玉 と玉が上がった後に、遅れて角を打たれた場合。
この場合は、違うある手が、より得する切り返しとなります。
この手は「知らなきゃ指せない」類の手なので、
本日道場で、研究手で勝ったのを自慢したくて、お客さんや福田先生に、
「ここの正解手知ってます?」と聞いてみたのですが、皆(意外にも?)
知りませんでした。
ダイレクト向かい飛車を指す人が他にいなかったのではありますけど。
ということで、次の手はわかりますか?
正解は ▲36歩!!

これ、知らないで指せる人はどれだけいるのでしょうね?
△27角成は、馬の引き場所が多いので、絶対に防がなければならない、ということなのですが。
以下 △67角成 に
▲46歩!!

あらら、馬の逃げ道がなくなりました。
これには △35歩、▲同歩、△24歩 と退路を作る手が絶対ですが、
ここで▲78角 と、角合わせで馬を消します。
振り飛車も、1歩持ったので、十分な展開ですね。
さて続いて、振り飛車の陣形が乱れたとばかりに、ここで居飛車は
△36角 を打ちたくなるかもしれませんが、これは悪手。
切り返しがあります。
▲38銀、△69角成、▲47銀 で、次に馬を捕獲できます。

▲48玉型なので、馬が狭いのですね。 馬・金交換の駒得がみこめます。
この駒得から勝勢になり快勝でした。
皆知らなかったので、この次の一手を、道場の大盤に載せました。
新年に道場に行ったら、誰か正解が出るか、聞いてみようかと思います。
箕輪さんは解けるかな~?
ということで、この記事は以上です。 ではまた~