プロの将棋から、次の一手問題 vol.2
こんにちは。
私は、プロの将棋で気になった将棋を、解析&棋譜並べして勉強しています。
私が棋譜並べした、直近の対局から、
私がなるほどと思った手 を紹介したいと思います。
以前紹介した記事の、第2弾です。
プロの将棋から、次の一手問題
では。
三枚堂 達也七段 vs. 西尾 明七段 第84期順位戦C級1組10回戦 より
先手:三枚堂 後手:西尾

△73金 と、「龍・銀取り」に当てられました。
この局面で、先手の最善手は?
正解は ▲44龍

王手ですが、後手は歩がないので、銀合いするしかありません。
△43銀、▲同龍と 王手で龍を切って、
▲82銀不成(本譜は▲82銀成) と角を取り、
「龍 と 銀・角の二枚替え」ができました。
問題図で、▲73同龍 は、△同角 で、角に逃げられてしまうのですね。
次は
中村太地 八段 vs. 藤森哲也 五段 第39期竜王戦 5組ランキング戦 より
先手:中村(太) 後手:藤森

この局面で、後手が指した手は?(AI最善手)
正解は △75銀

棋譜並べをしたとき、この手の意味はなんだ? と思ったのですが、
高段者にきいたところ、 「△86歩 の攻めに利きを足した手」 とのこと。
仮に単に△86歩 とすると、
▲同角 があり、ここで△75銀 と、先手を取るために角に当てて受けると…
▲75同角~▲同飛!

先手の次の手が、「銀取り」と▲71飛成の「王手飛車」になってしまうので失敗。
△75銀 に代えて、△63銀 と受ける手もありますが、これは「ただ受けるだけの手」なので、銀を投入するのは惜しい。
ということで、この筋をあらかじめ消すために、問題図の局面での
△75銀 が最善手らしいです。
いかがだったでしょうか。
また気になる局面があったら、次の一手問題を出したいと思います~