プロの将棋から、次の一手問題 vol.8
こんにちは。
プロの将棋を棋譜並べして解析していたら、面白い次の一手問題を見つけました。
ということで、今回は第8弾です。
松下舞琳 女流初段 vs. 香川愛生 女流四段 大山名人杯第34期倉敷藤花戦 トーナメント戦 より
図は先後逆

対抗形で、玉頭戦に。
この局面で、後手・香川に気づきづらい?好手がありました。
AI最善手を3手答えよ
人間的には、はっとする手でした。
1手じゃなく、3手ちゃんと読まなければいけないのですが…
答え △78銀

これは簡単な「詰めろ・金取り」ですが…
当然、▲56角 の王手で抜かれてしまいます。
(本譜は、問題図で、この角の王手を消すために、
△74歩 としましたが、疑問手でした。)

が、次がポイント。
△74桂 の合駒!!

先手は詰めろを消すために、▲78角 で銀を取りますが、
△86桂 と、角を取って、銀・角交換。 さらに桂馬が角に当たり、後手ペースです。
(このあと角が逃げる手順に、▲56角 と王手が飛んできますが、
△74歩合 でOK)
ここらへんの局面は、この記事では深堀りはしませんが、AI解析にかけたら、
意外な手が詰めろになっていたりして、「一手間違えるとすぐ負ける」局面になっていて、
難しくて面白かったです。
後手は飛車・桂が、先手は角が、相手玉をにらんでいるので、
お互い難しい局面のようでした。
このように、「角を桂馬で合駒(または中合い)して、攻める」のは、以前なにかの棋書でみたことがありました。
このような手が見えれば強くなるのでしょうね。
では、いかがだったでしょうか。
また気になる局面があったら、次の一手問題を出したいと思います。